富山工場|組立製造部
金具課
2007年入社

若林 優希

七転び八起き

若林 優希

奥が深い研磨の仕事

富山工場について教えください。

富山県魚津市の山側に位置しており、近くには川が流れていて自然豊かな場所にあります。毎年、BBQ大会が催されており、また若手を中心に「魚津まつり」で蝶のように舞う“蝶六街流し”にも参加していて、とても活気のある工場です。従業員の多くの方は、魚津市や近隣の市から通勤しています。

工場では、どんな仕事をしていますか?

今は、バレル担当として、ジュエリーの部品をバレル研磨機で研磨してバリや角を削ったり、表面を整えて光沢と輝きを出したりする仕事を行っています。バレル研磨機は、回転によって発生する遠心力を利用し、部品や製品を荒く削ったり磨いたりする機械です。使い始めた当初、大まかな流れなどはすぐに理解できたのですが、製品ごとに耐久性の関係で稼働時間や回転数の微調整を行う必要があり、把握するのに2年ほどかかりました。研磨する前にその製品が変形しやすいかどうか、手で触った感触で判断するのです。

仕上げ方法を、とことん考える

今の仕事の面白いところ、苦労するところは?

研磨という作業をしているので、目に見えてモノの変化を感じられるところが面白いです。見た目がカサカサになったり、角が丸くなったり、そしてピカピカに光ったり、いろいろな表情に変わっていきます。
もちろん新製品など、初めて作る製品の場合にはたいへん苦労します。参考にする製品がない場合も多いので、上司やほかの現場にも相談しながら、自分たちで効率よくきれいにする方法を探求。どうやって仕上げていくかを考え、できるだけ機械作業での自動化を目指し作業を行っています。いざ、やり方を決めて実行し仕上げてみたけれどうまくいかず、やり方を変え再チャレンジすることもあります。まさに「七転び八起き」で、何度か繰り返してようやくうまくいった時にはほっとしますね。

手がけたジュエリーが、華やかな舞台で輝く

社内の雰囲気は? どんな方と仕事をしたいですか?

私自身、よく「これはこうしたらよいのではないか」と気軽に意見することができますし、社内はとても風通しのよい環境だと思います。これからは今、担当している業務以外のスキルも習得して、幅広い業務に対応できるようになりたいです。さらに、自分のスキルを活かして後輩に指導できる人を目指していきたいと思います。
自分たちが手がけたジュエリーが、芸能人の方たちなどとテレビの華やかな舞台で一緒に輝いているのを見ると誇らしい気持ちになります。もちろんジュエリーを作っているので細かい作業が多いですから、そうしたことが好きな方は、きっと楽しく仕事ができるのではないかと思います。ぜひ、いろいろな作業に挑戦することができる、ガッツのある方に来ていただきたいです。

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