INTERVIEW 05
ジュエリーの仕事は、
人を想う仕事だった
新卒入社 ・ 1J第2営業部 マシンチェーン営業

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部活一筋の日々から、ジュエリー業界へ
大阪出身の私は、大学で経営学を学びながら、ずっとファッションやアパレルの世界に惹かれていました。実は学生時代、ずっとサッカー漬けの日々で、高校時代には大阪ベスト8まで進んだこともあります。そんな私が桑山に出会ったのは、「服飾やものづくりに関わる仕事がしたい」と模索していたときでした。
正直に言うと、ジュエリーの知識はまったくのゼロ。それでも「いろんなブランドと関わることができる」という点に惹かれ、この世界に飛び込みました。
印象に残っているのは、研修中に出された「パールの製品アイデアを考える」という課題。思いつくままに提案したアイデアが、なんと実際の製品に採用されたんです。自分の発想が形になった瞬間の感動は、今でも忘れられません。「自分にもできるかもしれない」と、少し自信が持てた出来事でした。


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人と人とのつながりが仕事を生み出す
現在はマシンチェーンを中心に、約15社のお客様とやり取りをしています。毎日の業務を通して、ジュエリーづくりの奥深さや、目に見えない工夫・努力に触れるたびに、この仕事の面白さを実感しています。
私がこの仕事で一番大切にしているのは、「人と人とのつながり」です。どんなにモノが良くても、それを届けるのは人。だからこそ、お客様との信頼関係をじっくり築くことが、自分の役割だと考えています。今担当しているのは、長くお取引のある企業様が中心。やり取りを重ねるうちに、「この方はこういうデザインが好きなんだな」「こんなスタイルが多いな」と、少しずつ相手の好みが見えてくるのが面白いんです。
また、社内でも部署を越えて自然と会話が生まれる風通しのよさがあり、誰かのアイデアに刺激をもらったり、自分の意見を気兼ねなく伝えられたりする環境に、日々助けられています。


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経験ゼロだからこその「新鮮な視点」
業界未経験で飛び込んだからこそ、「なんでこうするんだろう?」「もっとこうできるんじゃないか?」といった素朴な疑問を持てるのが、自分の強みだと思っています。
ジュエリーは、見た目の美しさだけではわからない、繊細で奥行きのある世界です。たとえば、以前と同じ価格で製造できていたものが、原材料の価格高騰で今は作れなくなってしまうこともある。そういった現実と向き合いながら、「この工程にはどんな意味があるのか」「なぜこの選択をするのか」を、一つひとつ自分の中で咀嚼するようにしています。
先輩たちの経験や知識を吸収しながらも、自分なりのフレッシュな視点を忘れず、誠実にチャレンジを続けていく。その姿勢は、これからもずっと大切にしていきたいです。

